ギター/尺八担当 オガタです。

先週13日になりますが、
広島→兵庫県は尼崎市へ向かいました。

あましんアルカイックホールで開催される
「第1回 関西ゲーム音楽楽団合同演奏会」へ参加するために。

広島は関西なのか?オーケストラや吹奏楽団の中で
ホールでジャズ・バンドで出演していいものなのか?
吹奏楽ファンに白い目で見られないだろうか。。
…など多少の迷いはありましたが、参加を決意。

いい意味で目立つんじゃないかね(笑)ということで。

結果、参加してとても良かったです。
心配されたホールの音響も思った以上に音が聴きやすく、
GMJとしては気持ちよく演奏できたと思います。

ぷよぷよや尺八スノーマン、ソーサリアン、CDも出した熱血硬派くにおくん(アーケード版)
など、いつもの持ちネタを存分に披露できたかな、と。

他の楽団について…
いつも自分たちがバンドだし、ワタシ個人は吹奏楽の経験もなく
ゲーム音楽をホールで聴くのも初めてだったので、
新鮮な気持ちで(全ては聴けませんでしたが)聴いておりました。

FF6のアリアとかメドレーとか流れてるバックで舞台裏にいてうろうろしていると、
表とくらべてちょっと音量が小さくなって聴こえる感じが
「ほとんどゲームのまんまや」などと一人感動していました。
さすがに舞台の屋根裏の骨組みに登ってオルトロスを探したりはしませんでしたが。

アンケートも目を通させていただいたり、エゴサーチも色々やりましたが、
ゲームやゲーム音楽が好きな人はもちろんのこと、
王道RPGとはちょっと外れた路線のGMJの選曲で元ゲームは知らない、
という方でも楽しんで頂けた声が多々あったので嬉しかったです。

ゲーム音楽とクラシックとどっちが優れてるか、なんて議論してもしょうがないですが、
現代の作品、ゲーム(特にRPG)というストーリーの中での音楽を、体験を皆で共有して楽しむということ

同じ音楽を聴いても聴く人の思い浮かべる風景は(プレイしたことのあるゲームの場合特に)様々
同じRPGの登場人物のテーマを聴いてもそれぞれの思い出が再生されるというか

モーツァルトやベートーベンが生きていた頃の
演奏の楽しみ方もこんな感じだったんじゃないでしょうか。(おおげさか)
クラシックと呼ばれてる作品も当時は「新作、同じ時代を生きている人の作品」だったわけで

今のゲーム音楽が100年後、「クラシック」と呼ばれていたりするかもしれません。
なんだ、君「スーパーマリオブラザーズ」も知らないでゲーム音楽を語るのかね…とか
それはそれで嫌だなぁと(笑)

広島-兵庫の日帰りは少しハードスケジュールではありましたが、
多くのお客様に出会えて、多くの演奏者の方と出会えて、良き旅でした。

プログラム中で良く知らない曲や未プレイのゲームを調べていると
音楽が流れている場所の確認も兼ねて遊びたくなりますね。

おまけ
本番中は撮影禁止のため、現段階で持っているリハーサル写真を。
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ミスチル感を醸し出したバックステージ。
センターはスタッフ時々ボーカルのruhito.
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